東町獅子舞保存会

団体名 東町獅子舞保存会(ヒガシマチシシマイホゾンカイ)
代表者 会長 正善 眞明
設立年(西暦) 1888年(明治21年)
会員数 20人
活動場所 東町、若宮八幡宮
年会費 なし
主な事業 四年に一度、若宮八幡宮の春季大祭に奉納、秋季大祭に氏子内巡行を行っている。獅子まつり、芸能祭。
連絡先 正善 眞明(白山市東三番町35番地自宅) 076-275-0076
教室案内
明治21年、町田半兵衛道場へ、松任より最初の入門者である紺澤三吉氏が正善正吉と中心になって獅子舞を創設したと伝われております。獅子頭は、初代は桐材白木、口を開けると目玉が動く、頭の毛は虎の毛です。白山市博物館(所蔵)現在は二代目で、桐材白木、口の中は朱塗り、歯と牙は金色です。頭を振るのは懸帯前と言い、九名で取り持っています。その腰には豪華な懸帯を締め込み、懸帯は黒地のもので、中央には東町の東一文字と若宮八幡宮の紋章が金糸で刺繍され、裾部分的には鈴が五つ付けられており、動くと鈴の音が出るようになっている。
 懸帯前は、1メートル四方の中で上段・中段・下段・左右に振り舞う独自な型を伝承。棒振りの演目には、個人棒・相棒・三人棒で、使う得物には、剣・太刀・薙刀・棒・十手・小太刀・鎖鎌・槍等があり、演舞流派は町田半兵衛流で忠実に継承しております。その証として紺地に東・渡りの文字、トンボの絵水玉が染め抜かれた袴を着用、伝統を守った勇壮な獅子殺しの舞です。
 お囃子を担当の中囃子は、蚊帳と呼ばれる巨大な獅子胴体の中に笛・太鼓・三味線の囃子方、唄い方が入り演舞の間、長唄で囃子たてます。大きな獅子と棒術や剣術を行う棒振りと呼ばれる演者が勇壮果敢に闘い、最後には獅子を退治することが大きな特徴としています。
 主な活動として、四年に一度若宮八幡宮の春季大祭に奉納獅子舞舞、秋季大祭に氏子内・市内巡行を行っております。